AU BON VIEUX TEMPSのレシピでパリブレストを焼く

先週、自転車絡みであれこれ苦労した。

妹から譲り受けた自転車のタイヤに空気を入れようとして、失敗した。外してはいけない部品を外してしまい、あっという間にタイヤがぺしゃんこに。実家から持ってきた空気入れで空気を入れようとしたが、必要な部品が足りず用を成さない。近所の自転車屋さんを訪ねたが休業状態。…仕方がないので、少し離れたところにある自転車屋さんまで歩いていった。そうしたら、対応してくれた店主と思しき人がかなりの美形だった。まあ、終わり良ければ総て良し。

という訳で、自転車絡みのお茶請けを焼いた。パリ・ブレスト、平たく言うと大きな車輪型のシュークリーム。プラリネがなかったため、中に詰めているのは通常のクレーム・パティシエールだけれど。参考にしたのは【AU BON VIEUX TEMPS】河田さんのレシピ。

パリ・ブレスト 1891年に開催されたパリ - ブレスト間を走る自転車レースの記念として作られた車輪型のお菓子。プラリネのクレーム・ムースリーヌをはさみ、生地の表面にはアーモンドを振るのが定番です。
引用元:「おいしい顔のお菓子たち 」【AU BON VIEUX TEMPS】河田勝彦

自家製パリ・ブレストに合う紅茶

基本的にクリームたっぷりのミルキーなお菓子なので、各種ミルクティは違和感なく合う。また、煙たい香りのキームンや刺激的な香りを持つウバ、紅茶のシャンパン・ダージリンなど香りを楽しむ種類の紅茶と一緒に楽しむと、クリームのこってり感をさっぱりさせてくれる。

参考にした料理書

「 おいしい顔のお菓子たち 」

AU BON VIEUX TEMPS ] 河田勝彦
本の内容については「 おいしい顔のお菓子たち 」レビュー頁でどうぞ。

自転車といえば、この映画を思い出す

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ピーター・イエーツ
1979年
1979年のアメリカ映画、原題は「Breaking Away」。東宝シネマズの「第2回午前十時の映画祭」で見た。何とはなしの閉塞感に燻る若者が自転車レースに挑む話。感動作、という触れ込みだったけれど、そういう印象は全くなかった。主人公デイヴの能天気に素直な様が可愛らしい。劇中のイタリアチームの意地悪さだけが何故だか鮮やかに記憶に残っている。